子どものことになると、どうしても冷静な目で見られないのが親。
四六時中一緒にいるし、わざわざトラブルに突っ込んでいくようにも見えて
ついつい口を出してしまいます。
そんな私がハッとさせられた言葉。
相手の経験を奪ってはいけない。
もちろん、命に係わる となると 話は別ですよ。(;^_^A
経験するからわかる事、経験するから考える事、私にもたくさんありました。
親が「あんたのためを思って~なんたらかんたら」と言っていた言葉には
全く聞く耳を持たなかったケド(あなたはどうでしたか?)
自分で経験して、痛い目にあって。
それから初めて「どういうことだ?」と考える 入り口に立てました。
自分の中で どう消化するのか、
親はその辺を 子どもに伝えていけたらいいのかな と思います。
ここで、親の考えがかなり偏っている場合(私もおそらくある、自分で気づけない)もあるので
結局のところ、親が結論づけず、いろんな人の話を聞いて、子ども自身が判断するのがベストなのかなと思います。
子どもは 私じゃないし。
私はこう思う。だけど、他の人はそう思わない事だって たくさんありますよね。
その時に 相手を間違い(例え 限りなく間違いに近いように見えても)だと決めつけると、要らぬ悩みが1つ増えるので
そうなんだね、私はこう思うけど、いろんな考えがあるよね、ぐらいに とどめておいた方が お互い進みやすいかなと思います。
もちろん子どもが経験して、傷つくことも沢山あります。
親としては、そこに落とし穴があるなら 気づかせてあげたいですよね。
親の目に見えているのは、かつて自分が経験したことや 見聞きしたもの。
そこに落とし穴があると思っているのは、親だけかもしれません。
もしかしたら、ものすごく良い結末に行くかもしれません。(可能性はゼロではない)
その場合、子どもの未来をつぶしたのは親になってしまいます。
それを考えると、自分一人の考えが 唯一だと思い込んでしまうのが 怖い。
せいぜい「あなたがよく考えてやるのなら いいと思う」ぐらいにとどめておきたいです。
それから、もし子どもが心配したとおりになっても
「ほら言わんこっちゃない!」なんて 間違っても言わない とここに誓います。
「ほら言わんこっちゃない!」私の母の口癖です。
自分の言う事聞かないからそうなるんやと 母は何の気なしに、言っていますが、
これを言われ続けると、挑戦する意欲がなくなってしまいます。
母もそう言われてきたんだろうなと思い、今は流してフォローしています。
(あ、ちょっと上から目線?失礼しましたm(__)m)
そうは言っても 放置してるわけじゃないですよ。
だまされ系のトラブル「何かに入会、大きいお金を払う」等の出来事は、目の前に迫っている時に話し合っても 冷静な判断ができないと思うので、日頃から、話題にしておくのがいいかなと思ってます。
例えば、私のところにはよく「あなたのアカウントで誰かが買い物をしています」「このままだとカードが使えなくなります」「銀行の暗証番号が」みたいなメールが届くので 話題に出したりしています。
「お母さんのところにこんなメール来たんだけど。これは引っ掛かりそうになるね」とか、どう対応したらいいのか とか話し合うきっかけにしています。ビジネス系とか宗教系は良く調べた方がいいとかね。(私が引っ掛かりました(;^_^A)
あんまり心配すると、現実化してしまうので、世間話程度に。
↓ 自称「痛い目にあいまくっている」友人が絶賛していました。
もちろん、傷つくと辛いです。でも
傷つくから、人の痛みがわかる。
傷つくから、立ち直る方法を学べる
良いことも いっぱいあるような気がしませんか?
その時 親にできるのは、子どもが 元気に戻れる手助けをすること。
具体的に思いつくのは、何気ない会話、子どもの好きなご飯を作る、あなたがいてくれて嬉しいと伝える、ぐらいですが。
ちなみにこれらは、小さい頃 私が欲しかったものです。😊
もしかしたら私の親も「何気ない会話、子どもの好きなご飯を作る、あなたがいてくれて嬉しいと伝えること」をしてくれていたのかもしれません。
でも、足りなかった😣
心にある「愛情を入れるバケツ」の大きさは人それぞれで、精一杯 伝えたのに バケツが半分ぐらいにしか ならない場合もあるそうです。だから、子どもにはうっとおしいくらい「~愛~」伝えたいと思います🤭本当にうっとおしかったら 子どもも怒るでしょうし。顔見ればわかりますよね。
わからない場合は聞いてみます。
「お母さん、うっとおしいかな?って」
1度しかない人生!
お互い、子どもの経験を奪わないようにしたいですね。
自戒の念を込めて。
今日も愉快な一日を!
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