40代、老後の不安を減らす——最近見直した「生活とお金」の話

生活改善・向上
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

こんにちは。

下の子も中学生になり、すっかり親離れ。
一緒に出かけたり、ゆっくり話す時間も、めっきり減ってしまいました。

子どもの手が離れると同時に、私の時間にはぽっかり穴があきました。

あれほど欲しかった「自分の時間」が、いまは山のようにある。
なのに、どう過ごしたらいいのか、わからないのです。

“子育てがひと段落すると、何をしていいかわからなくなる”――
そんな話、よく耳にしてはいたけれど、
まさか自分が、まさにその通りになるなんて。

外食やスイーツも、年のせいか以前ほど楽しめず、
旅に出れば腰が悲鳴を上げる始末(涙)。
気づけば、「娯楽」は「代償」へと姿を変えていました。

「落ち着いたらやろう」「老後の楽しみにとっておこう」――
そんなふうに思っていると、やる気ごと、どこかに消えてしまうかもしれません。
若い人には「老後の楽しみ」なんて待たずに、今から始めましょ。と言いたい。



せっかく、ぽっかり時間ができたのだから、贅沢に使わせてもらおうと
私はまず、畳の上にごろりと寝転び、空を見上げて、ただぼーっとしてみました。

最初は「これもいいな」と思うのですが、しばらくするとそわそわしてきて……
頭の中に、いろんな「老い」のイメージが次々と浮かんできます。

このまま年をとって、死んでいくのかな?
年金だけでやっていけるのかな?
……そもそも年金って、もらえるの?

両親や義両親は、あちこち痛いと言いながら薬をたくさん飲み、
定期的に注射を受けたり、病気と向き合ったりしています。
中には、がんを患っている人も。

ヒマだと、ろくなことを考えません。
「老いっていつ来るの?」くらい、明るく笑っていたいのにね。

でも、現実は――
体は確実に衰えていくし、入ってくるお金も減っていく。
新しいことを始めるのも、考え方を変えるのも、どんどん難しくなる。

「はい、明日から年金生活で月10万円です」
……そんな急な変化に、私はちゃんと対応できるのかな?

「老後に備えてお金を貯めましょう」も大事だけど、
今のうちに“暮らし方”を整えておくのも、同じくらい大切。

そう気づいて、私は少しずつ生活を見直しはじめました。

食費を見直す

●次に買い物に行くまでに食べきれる量を買う

●永久に保存できるわけじゃない。冷凍庫の物は、積極的に食べる

●調味料は必要最低限。賞味期限内に使い切れる小さいサイズで十分

以前は、家族の「あれないの?」「これが食べたい」に備えて、食費がかさんでいました。
けれど今は、こう思えます。

ご飯、味噌汁、常備菜にメイン。それで十分じゃない?

実際、毎日無理して品数を揃えなくても、家族は文句を言いませんでした。

リクエストがあれば作る、くらいの気持ちで食事を作っています。

腹八分目が、最高の健康法と聞きますしね。

洗剤を見直す

洗剤の無限増殖、そろそろ止めたい。

扉を開ければ洗剤洗剤。
洗濯用・お風呂用・窓用・トイレ用……そんなに必要でしょうか?
今できていないのに、年をとってから大量の洗剤を使い分けられるとは思えない。

キレイにするために買ったはずの洗剤にホコリが積もるという、この矛盾。もう嫌だ。
とにもかくにも使い切るために、洗剤を目に見える所に並べ、来る日も来る日もそれで掃除しました。

そんな苦行を終え、
「1本で何とかならんのか!」の叫びの果てにたどり着いたのが、善玉菌(EM)の入ったビオロマという洗剤。

マメに拭けば、強力洗剤は不要。
清潔の極意は、「毎日ちょっと」の積み重ね。
洗剤に財を費やす時代、ここに終焉を告げました。

保険を見直す

入っている保険、ちゃんと理解していますか?
勧められるがままに入っていませんか?

私は、理解していませんでした。
親が勝手に入った高額な保険に、何も考えずにお金を払っていました。
死んだら1000万円入るらしいけど、通院するような病気をしても1円も出なかった!

「えっ!?じゃあ何のための保険!?」

そんなわけで、見直しの末、民間の保険は解約しました。

今の私の“保険”はこうです:

・ゆる四毒抜き(小麦、乳製品、植物性の油、甘いもの)

・腹八分目

・ウォーキング

全部、無料。

だけど、たぶんこれがいちばん効く。

おわりに

体力も気力も、まだある「今」だからこそ、できることがある。
50代、60代と年を重ねたときに、今の生活はきっと続けられない。
だから、今から変えていく。

定期的な見直しは、将来を想像するということ。
お金がないのにお金がかかるという事態にならないように、明るい老後に向かえるように。今のうちから生活の舵を緩やかにきっておきたいですね👍

最後まで読んでくださって、ありがとうございました😊

コメント