初めての子育て。
手探りの中で、「何とかうまく育てなければ」と肩に力が入りすぎていた私。
「やってあげなければ!」「良いお母さんは、すべてに気を配って当然!」と、ついつい世話を焼き、口を出してばかり。
まるで自分の母親への当てつけのように、子どもにすべてを注いでいました。
いろんな思いが交錯して、空回りしていたあの頃の私。
今思えば、「こうすればよかったな」と思うことがたくさんあります。
もしかしたら、今まさに同じように悩んでいる親御さんがいるかもしれません。
そんな方の、ほんの少しでも参考になればと思い、子育てを振り返ってみたいと思います。
今回のテーマは
育児のイライラや自己嫌悪が減った理由…カギは“食事”だった!
毎日イライラしては自己嫌悪していた、あの頃の私へ伝えたいこと。
自己嫌悪するほど、毎日イライラしてた
子どもが小さい頃は、目を離すことができず、
**「自分の生活=子どもの生活」**になりがちですよね。
それって、やっぱりすごくストレスがかかるものです。
私も当時は、よくイライラしては感情が爆発し、
「なんでまた怒っちゃったんだろう…」と、毎日自己嫌悪。
子どもは子どもらしくしているだけなのに。
そんな私が、ようやく気づいたことがあります。
イライラの前に、まず身体がだるくてしょうがない。
どれだけ寝ても疲れがとれない。
それが当たり前になっていて、「こういうものなんだろう」と思い込んでいました。
でも、実はそれ——
私の“栄養不足”が原因だったのかもしれないと気づいたんです。
思い返せば、ストレスを紛らわすように、
甘いものやジャンクフードばかりを食べていました。
イライラするから甘いものを食べるのか、
甘いものを食べるからイライラするのか。
今になって思うのは、これはもう完全に悪循環だったということです。

イライラの原因は「栄養不足」=「超・貧血」だった
ある日、久しぶりに受けた健康診断で、重度の貧血が見つかりました。
「私って、こういう体質なんだろうな…」と思っていたけど、違ったんです。
疲れやすさも、イライラも、身体の悲鳴だったんですね。
鉄剤を飲んで、和食中心の食事に切り替えたら——
「私って、こんなに元気だったの!?」って思うほど、体力が戻り、
不思議なくらい心も落ち着きました。
栄養が整うと、子育てがこんなに違う
貧血が少しずつ改善するにつれて、
反射的に怒ることが、ほとんどなくなりました。
「この状態で子育てできていたら、もっと楽しめたかもしれないな」
そう思うと、少し悔しさもあります。
でも、それ以上に——気づけて本当によかった。
疲れが取れない。
イライラが止まらない。
そんなときは、そんなとき、私たちはつい「性格の問題かな」「子どものせいかも」と思ってしまいがちです。
でも実は、栄養の見直しが必要なサインかもしれません。
子どもも同じ。「イライラ行動」は食事が原因かも
お母さんの食事が乱れていたら、
子どもの食事も、同じように影響を受けているかもしれません。
子どもがぐずぐずしたり、言うことを聞かなかったり…。
その「困った行動」、実は食生活が関係している可能性もあるんです。
私の娘も、小さい頃によくハイテンションになって、
お兄ちゃんやお友達にちょっかいを出すことがありました。
「どうしてこんなに興奮してるんだろう?」
「どんな時にこうなるんだろう?」
そう思ってしばらく観察してみると、ある共通点に気づいたんです。
それは——
甘いものを食べたあとや、ハンバーガー・カップ麺を食べた翌日に限って、
そうした行動が現れていたということ。
凝ったものでなくていい、シンプルなものを食べて
子どもが喜ぶからと、つい与えていたお菓子やジャンクフードをやめて、
手作りのおやつに切り替えました。
食事もなるべくシンプルな味付け・調理法に変えたところ…。
驚くほどの変化がありました。
あの、意味もなくハイテンションになる感じが、すっかりなくなったんです。
普段の食事はこんな感じ
🍚 ごはん
🥣 みそ汁
🥬 煮物やおひたし
🐟 魚やお肉
手作りと言っても、煮る・茹でる・焼く→味噌、塩、しょうゆです(笑)
昔ながらのシンプルな和食です。
何が食べたい?何作ろう?と、献立に悩むこともなくなりました。
たまには子どもの希望も聞きたいなと思い、
娘が図工で作ってきたホワイトボードを活用。
「食べたいものがあったら、ここに書いてね」とルールを作って、
ちょっとしたコミュニケーションにもなっています。
もともとは、私の貧血対策と、子どものハイテンション抑制のために始めた“シンプルごはん”。
でも、やってみて気づいたんです。
「あれイヤ」「これイヤ」と言っていた子どものワガママも減ったし、
何より、家族みんなの気持ちが穏やかになった。
あの頃の私に言いたいのは
「毎日、何品もごちそうを並べなくていいよ」
「シンプルが、いちばん身体にも心にもやさしいよ」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊
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