▶ 発症:その始まりは、静かなる違和感だった
5年前の正月。
突然、足の裏がかゆくなった。
ただの「しもやけ」か?と思ったのも束の間。
それは、まるで「何かに取り憑かれた」ようなかゆみ。
そして、病院での診断。
「水虫ですね」
静かに告げられたその言葉が、我が足裏の戦いの幕開けだった。
▶ 抗戦:薬と予防の地道な日々
「まじか……私、水虫……。」
意気消沈して帰ったことを覚えている。
塗り薬でかゆみは抑えられた。
家族にうつさないよう、毎日タオル類を消毒。靴下とスリッパを欠かさず着用。
だが、“敵”はなかなか消えなかった。
3か月ごとに行われる検査。
再び見つかる菌。
そして、また薬。
足裏はツルツルでも、菌はしぶとく残っていた。
▶転機: ふと思いついた自然療法
そのサイクルが3年も続いた頃、心が折れかけた。
お金もかかるし、病院通いもめんどくさくて嫌になってきた。
「もう薬を塗り続けても治らんわ! 菌って耐性つくよね?」
そんな時、ふと浮かんだ。
餅は餅屋というではないか。
菌には…?菌をぶつけてみるか。
▶ 実験:自然界との接触
私は結界(靴下)を解き、裸足で庭へと踏み出した。
レンガが敷いてある庭を、5分ほど歩く。
自然の菌が、足裏の敵を押さえ込んでくれることを祈って。
その後は、石けんで洗わず、濡れタオルで優しく拭くだけ。
再び結界を張って(靴下装着)、屋内へ戻る。
これを毎日繰り返した。
我ながら、謎の儀式だった。
▶そして、運命の日
2週間後、通院の日がやってきた。
検査結果に何の期待もしていなかった私に、先生が告げた。
「菌、いなくなってましたよ。」
「……な、何ィィィィィッっえええええ!?」
予想外の言葉に、大きな声が出てしまった。(恥)
▶ 終章:水虫との別れ、足裏は自由を得た
「まさか……本当に“菌には菌”が効いたのか?」
理屈はわからない。
だが、足裏から敵の気配が消えたのは事実。
戦いは、突如として終わった。
▶ この呪い、決して他人事ではない
水虫――それは密やかなる呪い。
人には言えない、いや、言いたくない病。
私は家族に報告するのもためらわれた。
「あの…お母さん、足かゆかったの…水虫だった。」
これだけ言うのに、1日の大半の精神力を使い果たした。
病院の人も小声で話してくれたり、「あれ」とか「これ」とか、曖昧にしてくれたり(涙)
私は隠されるべき存在なのか?!(ぐすん)
水虫はメンタルをも蝕む呪いなのだ。
しかも、これは珍しい話ではない。
**実に2,500万人(日本人口の21.6%)**が、その力に苦しめられているという。
5人に1人が、あのかゆみと戦っている?
もはや個人の問題ではない。
これは、日本の”国力”そのものの損失だ!
▶ 自然の力を借りる選択肢
もし、あなたが水虫に悩んでいるなら…。
薬じゃどうにもならないなら…。
裸足で自然に触れてみてほしい。
もちろん、安全なところでね。
これはあくまで私の体験談。
お金もかからないし、もしもの時の選択肢として覚えておいてもらえるとうれしい。
▶ あなたの闘いの記録…聞かせてください
最後まで読んでくれてありがとう。
あなたはどうやって水虫と闘っていますか?
コメントで教えてもらえたら嬉しいです。
皆様の水虫が制圧されますように。
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