息子(中1)や娘(小5)に話を聞いていると、学校に来てない子が増えているなと思います。
来たり来なかったり、遅刻してくる子も多いそうです。
それぞれ事情があるのでしょうが、できる事なら、通える範囲の学校に楽しく通ってほしいと思ってしまうのが親心。
うちの子どもも、何度か「学校に行きたくない」と言った事がありました。
何とか言いくるめて学校に行かせたこともあれば、じゃあ遊びに行こうかと学校休んでお出かけしたことも。
習い事なり、サークルなり、社会とつながれる場所があるのだったらいいけれど
もし、子どもが長期にわたって家に籠ってしまったら。
親には何ができるのでしょうか?
今まで読んできた本を思い出して、考えてみました。
食事の見直し ~栄養を少しプラスし、手作りで愛を伝える~
栄養を補ってみるのも一つの手かもしれません。
知り合いのお子さんが、朝起きれず学校へ行けなくなったことがありました。
貧血だったようで、鉄材をのみはじめたところ、すっかり元気になり、また学校に通えるようになったそうです。
ご存じの通り、食事はお腹がいっぱいになればOKというわけではありません。
多くの親御さんが食事に気を付けていると思いますが、現代の食生活では、普通に食べているだけなのに、栄養が不足するそうです。
理由は、入ってくる栄養素が減り、出ていく栄養素が増えたから。
加工食品(〇〇の素なども)や総菜、買って来た弁当をよく食べる人は、意識的にミネラルを採ることをおすすめします。
さらに、おかあちゃんが、手間と時間をかけて「子どもの好きなご飯」を作ってあげたら、その気持ちは必ず子どもに届くようですよ。
昨今、おかあちゃんも忙しくて、総菜やウーバーイーツがメインとなっていることもあるかもしれません。でもちょっと踏ん張って、週に1回でもご飯作ってみませんか?
カンタンなものでいいのですよ。
ご飯にダシの粉と乾燥ワカメ入れたみその汁と、目玉焼きと納豆とか。
肉が必要なら、豚バラ肉を塩で炒めれば、十分美味しいです。
野菜はレタス洗ってちぎり(ちぎらなくても可)豚バラ肉と一緒に食べれば、ドレッシングいりません。
疲れた体で頑張って作ったのに「美味しくない」と言われることもあります。
そんな時は自分で自分をなぐさめます😢お前はよくやったと。
みんな頑張ってるよね、私は認める!認めるぞー!あなたは優しい母ちゃんだ!
失礼、高ぶりました。
↓参考本
「ウチの子、最近、思春期みたいなんですが…」の道山ケイさんのおススメは「唐揚げ」だそうです。
料理をあまりしない人は、とりあえずカンタンな作り方から。
①鶏モモ肉を買ってくる
②ビニール袋に肉をいれ塩で味付け。
(塩分肉の重さの1%)100gなら1g、300gなら3g
③そこに片栗粉をまぶす。白くなったらOK。
④怖がらずに揚げる。きつね色になるまで。
中がまだ赤かったら、電子レンジで加熱しましょう。
味が薄ければ追い塩。
最初はコレで大丈夫よ!いいのよ、コンテストに出すんじゃないんだから。
母「おかーさん唐揚げ食べたかったから作ってみたよ~。味見して!」
子「薄い」
母「もうちょっと濃い方がよい?じゃあ次回もう少し濃いめにするわ!」
次の週、ダージパイ作ったらウケるかもしれません。
親が趣味を作る ~子どもの前に立ちふさがらないために~
親が楽しそうに何かに打ち込んでいると、子どもも外に出るようになることがあるようですよ。
小林正観さんの本を読んだことがありますか?
正観さんの子育ての話にとても共感しました。
子どもが言う事を聞かないのはなぜか。
それは、親がキライだからですよ。
どの本にも「子どもは親のことが好きなものだ」と書いてあるのに、正観さんは「親がキライだから、子どもは親の言う事は聞かない」と言います。
子どもはね、幼稚園、小学校、中学校、いろんな人間関係の中で、口に出して言えない、親にも言えない自分の中でも友人にも言えないようなつらい思いや悲しい思いを、少しずつ体験しながら、乗り越えて、自分の感情をコントロールすることをずーっと学校の中でやってきているわけです。
大人よりもっと「自分たちの方が辛い」という状況を、いちいち親には訴えかけないけれど、毎日いろんな事件があって、いろんなことがあって、しかも自分に浴びせられる言葉っていうのは必ずしも用意周到に感情がそぎ落とされた言葉とは限らない、そのままストレートにポーンとぶつけられることがあるわけでしょう。それをいちいち過剰反応しないで、感情を抑えながら、今日もガマン、明日もガマンというふうに、いろんな我慢をしながらだんだん大人になっていく。
そうやって自分が感情をコントロールしながら、なるべく怒らないように、頭に来ないように生きているところにね、目の前の母親がものすごい感情をむき出しにして、全くコントロールができない状態というと、もう大人として尊敬できないわけ。
感情をコントロールできない大人を子どもは尊敬しない。
尊敬できない人はキライだ。この人に認められたくないので、この人の要求していることの反対側ばっかりをやる。近寄ってこないでよ、あなたと一緒の方向に歩みたくないって言う事だそうです。
私はこの話を聞いて、頭を殴られたようなガーンとした気持ちになり、子どもにあれこれ言うのをやめました。もちろん心配は心配です。
子どもばかり見ていると、どうしてもあれこれ言いたくなるので、自分のことを見つめ始めました。
私は何をしたいのかな~ってその時々に思う事をやっています。親は親で夢中になれることに没頭してよいのです!
子どもを見捨てるわけじゃあありません、子どもの人生は親がデザインするものではなく、子どもがデザインするもの。親ができるのは見守る事でしかないと思います。
親は親の人生を生き、子どもが助けを求めてきたら、助ければよい。
親が楽しそうに生きている背中を見せていれば、子どもも自分の人生を見つめ始める、そう信じるしかないです。どうでしょうか?自分が学生の頃、親にあれこれ言われて嫌じゃなかったですか?
子どもは子どもなりにやっています。失敗することも多いですが、子どもの失敗はかすり傷。大人になって初めてコケて大けがするより、小さい頃からちょくちょく経験しておいた方がラクですよ。
↓参考本
一緒に旅行に行く ~失敗旅のススメ・意味などいらない~
旅に出るのはいいですよ。
うちはいつもトラブルだらけで🤣
トラブル=失敗と考えると
親子一緒に失敗できるいい機会ですよね。
親が仕切らず、子どもと相談しながら旅ができると良いかなと思います。
ミッションが多い旅行は単なる苦行なので、決まった予定が1個の旅がおススメです。
ついつい、スマホで美味しい店とか探しちゃいますけど
現地で食べたいものを気ままに楽しむのがおすすめですよ。
口コミとか気になるけど、人の好みの確認より、私の興味を満たしたい。
思っていたのと違うという事もあるかもしれませんが、それも話のネタ。
むしろオモロイ店に当たりに行きましょう。
(SNSに投稿すると炎上するのでやめましょう)
大久野島にウサギを見に行くのもいいですね。
富山県の世界一美しいスタバに行ってみようとか。
台湾の夜市のでっかいチキン食べに行こうとか。
旅に出ると、ワクワク広がります。子どもの価値観もぶっ壊れるんじゃないでしょうか?
↓参考本
実は学校へ行ってなかった私です。でも元気です。
そういう私が実は、学校へ行ったり行かなかったりしてました。
行ったふりして、帰ってました。
勉強についていけなくて、親に叱られてばかりで
行くところがなくて、本屋で立ち読みしたり。
あの頃、スマホがあったら、とんでもないことになっていたでしょう😓
そんな私ですが、大学なんていけませんでしたが、
今、元気です。
それなりにやっています。
親はいまだに、私を失敗作だと言いますが、私は楽しくやっています。
だからきっと、なんとかなるなんとかなるなんとかなる!
ご飯作って、趣味に没頭して、たまに旅行に誘って、そして見守りましょう。
趣味がない方は、本屋に行って、普段見ないような本棚をつらつら眺めてみるのがおススメです。
あなたが楽しい毎日を過ごせますよう、ここでお祈り申し上げます。
ありがとうございます😄
コメント