新学期が始まり、新しい環境の中、子どもたち(大人たちも!)頑張っていますね。
脳みそは変化を嫌うようにできているそうなので、大人も子どもも、負担が大きい季節なんだろうなと思います。
アレ?愚痴吐くとすっきりするんじゃないの?
新学期、うちの娘もしんどそうです。
口をひらけば愚痴。
ルールを守らないクラスメイトを苦々しく言い、宿題なんて何であるんだ、勉強なんて何でするんだ、先生があーだこーだと ずっと文句を言っている。
それに対して私は、そうだね、イヤだったんだね、〇〇はどうしたかった?なんて丁寧に聞いていました。
しかし、娘のイライラは一向に収まらない。
鼻息荒く、ますます不機嫌になっていく。
・・・アレ?
愚痴を聞いてあげたらすっきりするのかと思ってたけど。
全然すっきりしとらんやん。
「娘が愚痴を言い、私が聞く」
これで強化していたのは
「愚痴を言う時に使う脳回路」だったんじゃないか?
私は愚痴を言って気まずくなった記憶しかないので、あまり人に話すことはないけど、
一般的には愚痴を言ってスッキリすると聞く。
私はひねくれてるだけで、普通の人はそういうもんなんだろう、と思って聞いてたけど。
違う場合もあるのかしら?
娘は、環境の変化に戸惑って
自分でもはっきりとわからない不安や焦りのために、
手あたり次第「愚痴」を言っていた。
それは「私はこんなに困難な状況にある」
という事を浮き彫りにする効果の方が強いのかもしれない。
そして、不本意ながら、
愚痴を言う娘に、その愚痴を聞いてここで愚痴る母親。
類は類を呼ぶ状態に。
ッんはーー!
【結論】丁寧に愚痴を聞こうとするのは悪手だった。(うちの場合)
そう気づいてから、へぇ~、そっかぁ。大変やなぁぐらいにしている。
脳の回路は使う事で強化される|不満回路を強化しない
イヤな事を考え続けていると、その脳回路が強化されて
もっと嫌な事が見えるようになってしまう。
だから、気分を変えることを勧める活動をしておりますw。
おやつ食べようよ!
水に流すために、お風呂入っておいで、手を洗っておいで、など。
(水で流す系はいいらしい)
これはネドじゅんさんという、おかんが話していたことですが、
子どもを育てる人が知っていた方がよいのではないかと思ったのでシェアします。
他人は他人、私は私。
これは左脳が得意な考え方だそうです。
あなたと私は違う。
こうやって区別分断を続けると
私じゃないから関係ない。
最終的には
あの人は私じゃないから「敵」
という考え方につながっていく😱
現代の人たちはどうも左脳を発達させすぎて、こんな考え方になっちゃっているそうです。
考え方というより、脳みその使い方の極み。
小さいうちから社会のルールにガッチリはめられ、学校でも自由は許されず、「私」というより「成績」とう物差しに沿った対応をされる。忖度なしの自然と触れ合う機会も少ない。
今、普通に育つと どうしても左脳が優位に発達していってしまうようです。
最初は、それでいいんじゃないの?何が悪い?
って思いました。
無駄な事を避け、効率を重視。
左脳が育つとスペック的にはいい感じです。
ですが、私たちには「心」という形の捉えられないフワッとしたもんがあって、その心がついて行けなくなるようです。
左脳優位の脳の使い方は、自分がずっと最前線で戦っているようなものなので
常に人からどのようにみられるかが気になり、
たいそう生きにくいそうな。
最前線で戦うのも、年に1、2回ならがんばれそうですが、
今は学校1クラスだけでも40人近くいて、沢山の人と出会う機会があるし
なんならインターネットで世界中の人とつながってしまう。
毎日たくさんの人と「違う、ちがーーう!」と区別分断を続けると
メンタルモンスターなら乗り越えられるかもしれませんが
私のような一般の民たちは、疲弊して、何のために生きているのか?私なんて・・・という
自己を否定するようなことになるそうです。あぁ、心当たり。
何のために生きているのかを考え出すときって
毎日があまり楽しくありませんよね。
左脳は論理的な脳。理路整然と考える脳。
そのために違いや白黒をハッキリとさせることを好むようです。
一方右脳。
右脳は「今ここ脳」。理路整然とした流れは気にせず、今どうなのかを重視するようです。
宮沢賢治の「アメニモマケズ」の生き方はだいぶ右脳な生き方ですよね。
どちらがよくてどちらが悪いとかはなく、右脳と左脳を使うバランスがとれていると、生きやすくなるみたいです。
一見右脳が良さそうな気もしますが、それだけだと、2025年現在の社会ではまだ生きにくい気がしますしね。
右脳的考え・左脳的考え、両方を行き来できたらいいですね。
戦略を持って計画的に「脳を使う」子育てはアレでOK
さてさて、ほっといても義務教育が左脳を育ててくれるので
私ら親は、右脳よりな生活を心がけたらバランスがよいのではないか、と思っているこの頃。
チャットGPTに聞いたら右脳を育てるのに、こんなのがいいと言うてました。
芸術活動:
→ 絵を描く、音楽を演奏する、ダンスをするなどの芸術的な活動は、右脳の活性化に役立ちます。創造性を発揮し、表現することで、右脳の能力を向上させることができます。
空間認識のトレーニング:
→ 空間パズルやジグソーパズルを解いたり、空間的な課題に取り組むことで、右脳の空間認識能力を鍛えることができます。
想像力の活用:
→ マインドマップを作成したり、ストーリーを創作したりすることで、想像力を刺激し、右脳の活性化を促進します。
自然に触れる:
→ 自然の中で散歩をしたり、庭園を手入れしたりすることで、右脳の感覚を刺激し、創造性や直感を高めることができます。
マインドフルネスや瞑想:
→ マインドフルネスや瞑想の実践は、右脳の活性化に効果的です。自己観察や感情の受容を通じて、右脳の活動を促進しましょう。
プレイフルな活動:
→ ユーモアや遊びを取り入れたり、新しい体験や冒険をすることで、右脳を刺激し、創造性や柔軟性を高めることができます。
これらを満たせる活動に心当たりがあります。それは
~~~~外遊び~~~~~
一周まわって戻ってきた感。
大人も圧倒的な大自然に抱かれよう。
まとめ
型にはまったルール社会や義務教育は、現代の社会において秩序を保つために重要である。
しかし!極まった結果、心を病む人が増え、生きにくくなる。
左脳とバランスがとれるくらい右脳も使って育ててやるとイイ感じに生きられる。
右脳を育てるために、大人も外遊びしよう。
よっしゃー山に登ってくる。
以上!
良い一日を~😊
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