こんにちは😊
子どもの食事に悩む人、多いですよね。
私もそうです😥
家族一人ひとり嫌いなものが違って、せっかく作っても、あれ食べないこれ食べない。野菜もあんまり食べないし。
食事作りが憂鬱です。
そんな時に、目にはいった本。
この本でいう「子ども」はおそらく「就学前のお子さん」が当てはまるのでしょう。でも、最近の食事情を考えると、食事を用意するすべての方に読んでほしい。孫のいる、じいちゃんばあちゃんが読んでも損はないと思う。
本文100ページぐらいなので、さっと読めます。
こんな人は、時間も手間もかからなくなる
■子どもがきちんと食べてくれないと悩む方
■子どもの好き嫌いが多くて困っている方
■栄養バランスを考えるのが大変な方
著者の幕内秀夫さんは、欧米を模倣した栄養教育に疑問を持ち、伝統食と健康の研究を始めました。
学校給食と子どもの健康を考える会の代表をされ、保育所や幼稚園の給食改善のアドバイスなどを行っています。
栄養に関する情報が沢山ある中、時間もお金も手間もかからない食事を勧めています。
その理由と、飽食である現代の食事情をふまえた内容を本書でお話されています。
【1週間の献立例】とある1日をご覧ください。
朝 | ごはん、みそ汁(豆腐)、たくあん、焼き海苔、ごま塩、ばん茶 |
昼 | きつねうどん、水 |
間 | 塩むすび、水 |
夕 | ごはん、みそ汁(キャベツ、油揚げ)サバの味噌煮、ほうれん草のおひたし、ばん茶 |
簡単です。
一週間この調子です。
朝にパン(バケット)が出る日や、昼にパスタ、夜に肉の入った野菜炒めが出てくる日もあります。
幼児の胃袋は小さいので、大人のようにあれもこれも食べれません。これで十分だそうです。
また、おやつについてですが、子どものおやつは、お腹を満たす食事です。お腹が空いている子どもは喜んでおにぎりを食べます。
一方、大人のおやつは心を満たすためのもの。用途が違うので、大人はこっそりお菓子を食べてください😋
食事作りに手間暇をかけるより、シンプルな献立から生まれる「時間」や「心の余裕」が今の子育て家庭には必要なのではないか、と著者はおっしゃってます。
甘いパンやスナック菓子、清涼飲料水、ファストフードは嗜好品
美味しいものがすぐに手に入る現代。
好きなものを好きなだけ食べさせてしまうと、子どもも生活習慣病になってしまいます。
うそのような話ですが、子どもの生活習慣病の実態を把握するため、全国の小中学校で血液検査をする自治体が増えてきてるそうです。
甘いパンやスナック菓子、清涼飲料水、ファストフード、これらが悪!というわけではありません。(体には良くないでしょうが・・・心が満たされるよね)
毎日の食事はシンプルなものに。その基本があってこそ、嗜好品も楽しめます。
子どもが大好きなお子様ランチのような、砂糖や油が沢山入った食事も、たまに食べるから良いそうです。ケチャップライス、からあげ、ウインナー等々、歯止めがきかないのでたくさん食べてしまいます。スナック菓子も「半分だけね」というのは通用しません。食品メーカー恐るべし。
食べたもので体は作られますから、スナック菓子を材料に細胞作るより、ご飯を材料に細胞作りたいですよね。(スナック菓子で細胞できるのかは不明)
嗜好品は毎日食べず、お出かけの日や特別な時に、食べましょう😋
70点ぐらいの食生活を目指すのがコスパがいい
お友達や、じぃじばぁばのところへ遊びに行ったときに、お菓子やジュースをもらう事もありますよね。そんな時は、美味しく頂いたらいいそうです。
健康は、食生活だけで決まるわけではありません。自分だけ食べてはいけないというのは、心に傷ができるかもしれません。
好き嫌いについても、子どもならではの本能的な理由があるようですよ。
あまり厳しい事を言わずに、成長を待ったら食べれるようになることも多いそうです。
全てを完璧に100点満点の食生活を送らなければ!というストイックな考えは、いったん置いておいて😉現代では、70点ぐらいの食生活を目指すのが一番コスパがいいようですよ。
子どものための食事作りに疲れ果てて、自分を責めているような真面目なお母さんは、ぜひ読んでみてください。
内容を実践すれば(実践というほど難しい事はない、と著者おっしゃってますが)お子さんが今よりもじょうぶに元気になります。
お母さんが食事作りでイライラせず、ゆとりができれば、そのほうが子どもは喜びますしね😉
私も最近は、納豆や冷ややっこ、お漬物の力を借りて「簡単ご飯」にしています。
子どもたちも「塩で味付けしたものが一番うまい」と言っているので、なんか肩透かし~😯
簡単でよかったのね。
最後まで読んでくださってありがとうございます😊
今日も良い一日を~❗
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