初めての子育て。
手探りの中で、「何とかうまく育てなければ」と肩に力が入りすぎていた私。
「やってあげなければ!」「良いお母さんは、すべてに気を配って当然!」と、ついつい世話を焼き、口を出してばかり。
まるで自分の母親への当てつけのように、子どもにすべてを注いでいました。
いろんな思いが交錯して、空回りしていたあの頃の私。
今思えば、「あれはやらなくてもよかったな」と思うことがたくさんあります。
もしかしたら、今まさに同じように悩んでいる親御さんがいるかもしれません。
そんな方の、ほんの少しでも参考になればと思い、子育てを振り返ってみたいと思います。
今回のテーマは
「子どものため」のはずが…ママ友付き合いで消耗しないために
ママ友を作らなければ!と焦っている方に伝えたい、私の場合はこうでした。
あなたのために頑張ってるのに!…その努力、子どもは喜んでる?
「子どものために、ママ友を作らなければ!」
「ママ友がいないと、子どもが仲間外れにされるかも…」
「一人ぼっちになったらかわいそう…!」
そんな思いに駆られて、私は一生懸命ママ友の輪に入ろうとしていました。
でも、家に帰るとぐったり疲れて、つい子どもにカリカリしてしまう。
「あなたたちのために頑張ってるのに!」と心の中で叫びながら。
今思えば——
あぁ、私、あの頃ほんとうに頑張っていたんだね。
でもその頑張りは、子どもにとって良い影響を与えていたとは言えませんよね。
噂話とランチ会に消耗…私が感じた「ママ友の違和感」
「子ども同士が仲良しなら、親同士も自然と仲良くなれる」 「親同士が仲良しなら、子ども同士も仲良くなる」 そんなふうに思いがちですが、実際はそう簡単な話ではありません。もちろん、親子ともに仲良くなれるならラッキーですが、ママ友関係は本当に“子どものため”なのでしょうか?
私は幼稚園時代、ママ友の輪に入りました。そこでは先生の噂話や愚痴が飛び交い、気づけば他のママさんや子どもたちの話題も…。最初は「へ~」「ほ~」と聞き流していましたが、「私もいないところで話のネタになっているんだろうな」と、次第に気が重くなりました。
さらに、頻繁に開かれるランチ会。そこでも同じような愚痴ばかり…。聞いているのがしんどくなりながらも、「子どものため」と思い、頑張って参加していました。でも、うちの子はそのママ友たちの子どもと全然仲良くなかったんです。にもかかわらず、私は抜け出せず、家に帰ればイライラ…。
今思えば、とても残念な幼稚園時代でした。 ママ友との付き合いは、必ずしも子どものためになるわけではない。無理して関わることが、本当に必要だったのか—— もっと楽に考えればよかったなと思います。
結論:無理にママ友を作らなくていい
子どもの友達は、子どもが自分で選ぶもの。
親が無理してママ友とつながる必要なんて、実はなかったんです。
私は無理に付き合いを続けて、自分をすり減らしてしまいました。
幼稚園のママ友たちは、「集まるのが好き」「話すのが楽しい」というタイプの人たち。
でも、私は「子どものために仕方なく」そこにいた。
そりゃあ、噛み合わないですよね。
きっと、相手のママさんたちから見ても「なんか感じ悪い人」だったのかもしれません。 私も嫌な気分、相手も嫌な気分—— 結局、どちらにとっても良いことはなかったんだな、と最近ようやく気づきました。
今の私が、あの頃の私に言いたいこと
・無理にママ友の集まりに出なくていい。
・無理にママ友の輪に入らなくていい。
・先生に聞けば大抵のことはわかる。
・噂話が好きなグループからは少しずつ離れる
・挨拶だけの関係で、じゅうぶん。
実際、小学校に上がると、ママ同士の付き合いはグッと減ります。
あんなに頻繁だった幼稚園のランチ会も無くなりました。
大丈夫です、子どもは子どもで、自分に合った友達をちゃんと作っていきます。
親が無理をするより、ニコニコしているお母さんでいてくれる方が、きっと子どもは嬉しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。😊
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