育児の基本を学ぶ【幼稚園では遅すぎる】感想・50年前とは思えない

【読書】の記録

こんにちは!

今日は衝撃的なタイトル【 幼稚園では遅すぎる 】を紹介したいと思います。

私の子どもは、下の子が小学校3年生。

幼児期は過ぎ去っていますが、興味本位で読んでみました。

今日こそ、短くまとめてみせるよ!!

ぜひ、おつきあいください😊

高い教材を買う前に!こんな人に読んでほしい

★3歳までのお子さんがいらっしゃる方

★これからお母さんになる人


ほったらかしで野生児のように育った私は、育児というものがわかりませんでした。

なので、いろいろ本を読んで勉強したのですが、この本が一番しっくりきました

この本は、昭和46年に書かれた本の新装版です。

50年も前(現在令和3年)に書かれた本なので、情報古いかな(失礼)と思っていたんです。

表紙を見ても歴史書かなんかかと思った。(失礼×2)

でもね、内容は全く古くない。むしろアツい!😳

早いスピードで変わって行ってしまう現代にこそ、この本が伝えているような

幼児教育が活きてくると思います!

育児の方向性が全く分からない方におすすめです😊

幼児教室行ったり、教材買ったりしないと・・・って不安な気持ち、わかります。

でもその前に、家庭で出来る事、沢山ありますよ😉

エリート教育?天才教育?幼児教育って問題なの?

【 幼児教育 】という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?

幼い子が漢字を書いたり、フラッシュカードをしたり、計算をしたり?

「小さい頃から勉強をさせる事」が頭に浮かんだりしませんか?

【 幼児教育 】と聞くと、身構えてしまう人が多い気がします。

子どもに無理やりさせている、親の押し付けみたいなイメージが強いんでしょうか?

実際、私もそうだと思っていました。

さすがソニー創業者、井深さんの【 幼児教育 】

幼児教育は、エリート教育でも、特殊な専門家づくりのための才能教育や天才教育でもない。毎日の育児こそが本当の幼児教育。母親の子どもに接する態度や感情が子どもの心に影響を及ぼす。

著者の井深さんは、技術者でソニーの創業者です。YES あの SONY 。

井深さんは、現代の教育制度に疑問を感じ、幼児教育の分野に足を踏み入れたそうです。

約50年前の話です。

現代の教育制度に対する疑問って、このころからあったの?

・・・いや、井深さんが早すぎたんだ。

井深さんが言う幼児教育とは【 毎日毎日、繰り返される 育児 】の事。

★ 日々の生活の中で、子どもに関心を持って働きかけ、愛情とぬくもりを伝えること。
★ 子どもの興味を刺激し、機会を作ってあげること。

子どもを観察し、面白がるような刺激をあたえてやると

子どもは、目を見張るようなアウトプットをする。

それが、暗算であったり、バイオリンであったり、漢字であったり。

このアウトプットの部分だけが注目を浴びて

(大人がやると大変であるそれらを)年端もいかない子どもにさせるとは!
かわいそう!けしからん!問題だ!

という流れで【 幼児教育 】=【 よくないイメージ 】が出来上がったと推測する。

何をする?みんなやってるじゃん、井深式【 幼児教育 】

イメージしやすいように言うと、子どもが自転車に乗るときに苦労しないように

ストライダー(キックバイク)を与える親御さん多いですよね?

あれです。

あれが井深式【 幼児教育 】ですw(はしょりすぎ)

子どもが吸収しやすい時期に、その分野を伸ばしてやる

そうすれば、今後始まっていく幼稚園や学校はもちろん、

社会に出ても大人になっても、生きやすい人間になる。

自転車も、何の苦労もなく乗れる。

三つ子の魂百まで。人生は3歳までに作られる根拠

3歳までの育児・教育が超重要となるんだそうです。

どうにもこうにも、人間の成長がそうなっているんです。

首が座って、寝返り打てるようになって、ずりばい始めて・・・みたいにね。

生まれてから3歳ぐらいまでの時期に、基本的な脳の配線が進む。
   ↓
この時にいろいろな経験や刺激を与えることで、脳の配線を増やすことができる
   ↓
配線が増えれば、それだけ道はあるという事。柔軟な行動・思考がとりやすい

えーそんなことないわー、それ以降でも可能性あるわー!(私、心の声)


脳の成長は

3歳までは、コンピューターで言う【 ハードウェア 】部分が育つ
3歳以降は、コンピュータで言う 【 ソフトウェア 】部分が育つ

辛らつな言葉で言えば、3歳までにスペックが決まるという事。

精度の低いコンピュータをいかにたくみに使っても、よい結果が得られないのは当然です。

ワタシ涙目😭

大丈夫だよ、自分ができる精一杯頑張ってきたじゃん、許す!

井深式【 幼児教育 】は【 非認知能力 】につながる

井深さんは【 幼児教育 】とおっしゃっていますが、この【 幼児教育 】という言葉に
拒否反応を示す人もいるから、なんだかもったいない。

もっと適切に伝わる言葉があるのではないか、考えてみたところ

井深さんの幼児教育と全く同じことが、非認知能力の本でも言われていました。


非認知能力を育てる教育、と言ったら語弊なく伝わるだろうか?

素晴らしい育児が、食わず嫌いになるのはもったいない。

マンガにして、母子手帳と一緒に配ってほしい。(言いたい放題)

全国のお母さんに読んでもらいたいです!

それでいいの?現代教育で” おりこうさん ”が製造される

学校教育は知識の詰め込みに重点が置かれています。
多くの子どもは、いわゆる ” おりこうさん ” に製造されていき、結局、大人になって何をしてよいのかわからなくなってしまいます。

一生懸命育てた子どもが、大人になって人生に迷う。・・・そんな結果を望む親はいません。
でも、沢山の情報にのまれ、なかなか冷静な判断ができない人もここにいる。(テヘ)

私は自分の子どもが生まれた時、頭のいい子に育てようと
「天才」に関する本を読んだりしてました🤣(お恥ずかしい)

だけど、蓋をあければ育児書の通りにいくこともなく、あせるばかり。
子どもにいい人生を送ってもらいたいと、目の前の子どもを見ずに、あれやこれやと飛びつく私。
井深さんがおっしゃるような「育児を流行か何かと勘違いしている母親」になっていました。


最近いろんな本を読んでいて、どの本もここにたどり着く。

自分がやりたいことを自分で選んでやった時、満足度の高い人生が送れると。

子どもも意思をもった一人の人間。
めんどくさくて時間がかかる事も多いけど、無下にせず向き合っていきたいです。
ま~いうてもあと数年よ😁


最後に、井深式【 幼児教育 】の目的は

柔軟な頭脳と丈夫な体をもった、明るく素直な性格の子ども育てること

世の保護者が目指す育児ですよね。
井深さんの幼児教育、最初から最後まで付箋貼りまくりでした。
ぜひ読んでみてください!

んっは!
また長くなってしまった。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました😊

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