人間社会の歩き方
「目覚めるとは何か?」を見つける手引書【6】
理解していても、不安が来ると人は揺れる
ここまで読んでくれた人は、
もう気づいているかもしれません。
- 正解は一つじゃない
- 人によって見え方は違う
- 他人に正解を丸投げしない
- 自分の答えを持つ
——頭では、わかっている。
でも。
それでも、不安になる。
わかっているのに、揺れる理由
「自分は自分で決める」
そう思っていても、
- 急に不安なニュースを見たとき
- 周りが一斉に同じ方向へ動き出したとき
- 「このままで大丈夫?」という声が頭に浮かんだとき
人は、一気に揺れます。
それは、あなたが弱いからでも、
目覚めていないからでもありません。
人は、“感情を持つ生き物”だからです。
不安は「考え」ではなく「反射」
不安や恐れは、
じっくり考えて生まれるものではありません。
- 突然くる
- 身体が先に反応する
- 気づいたときには、もう飲み込まれている
だから、
「正しく考えよう」としても追いつかない。
不安が出てくるのは、
目覚めていないからではなく、
目覚めつつある“途中”だからなのだと思うのです。
目覚めた状態では「不安がない」ワケではない
このシリーズで言う「目覚め」は、
- 不安を感じなくなること
- 迷わなくなること
- いつも冷静でいられること
ではありません。
目覚めとは、
不安が来たときに、
「あ、今、揺れているな」と気づけるようになること。
コレだと思うのです。
不安に飲まれる人・一歩引ける人の違い
不安に飲まれると、人はこうなります。
- 誰かに正解を求める
- 強い言葉にすがる
- パニックのまま行動する
- 周囲にも不安を撒き散らす
一方で、少し目が覚めてくると、
- 判断を保留できる
- すぐに動かない
- 「今は不安だな」と認識できる
- 感情と行動の間に“間”ができる
この差は、とても大きい。
「軸」は、正しさではなく“戻る場所”
ここで言う「自分軸」は、
- 強い信念
- ブレない考え
- 立派な哲学
ではありません。
軸とは、
不安に飲まれそうになったとき、
自分が戻ってこられる“場所”。
それは人によって違います。
- 一晩寝る
- 情報を見るのをやめる
- 誰かと話す
- 何もしないと決める
正解は1つではありません。
次は「実践」の話へ
次のステップは、
この不安や焦りとどう付き合うか。
不安をなくそうとしない。
恐れを否定しない。
でも、
振り回されない方法はある。
次回予告
★第7話:
不安に飲まれない。パニックに支配されない(実践編)
日常の中で、
どうやって自分の軸を保つのか。
具体的な話をしていきたいと思います。
→ 次へ続く


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