最近、知り合ったばかりの人と食事に行きました。
家族以外とじっくり話すのは久しぶりで、頭はフル回転。
でも、なんだか新鮮な発見のある時間でした。
私には悪い癖があります。
人と話すと、相手がキラキラして見えて、自分がちっぽけに思えてしまうんです。
普段の生活に不満はないのに、なぜか「私ってダメだな…」と気持ちが沈む。
それが嫌で、最近は人と深く関わることを避けていました。
その時ふと、その気持ちを打ち明けてみたんです。
すると相手が笑ってこう言いました。
「みんな、そんなもんじゃない?」
その一言が、ズシンと響きました。
ああ、みんな同じようなことで悩んでるのかもしれないな、と。
人と関わると、楽しいこともあれば、モヤモヤすることもある。
傷つくかもしれないし、比べて落ち込むかもしれない。
でも、それを「良い・悪い」で切り分けなくてもいいんですよね。
なぜなら「私」って、他人との関わりで少しずつ変わっていくものだから。
誰かの一言に傷ついたり、優しさに救われたり。
人との関わりが、私を少しずつ磨いてくれるのだと思うのです。
もちろん、嫌な気持ちにはなりたくない。
でも、生まれてから死ぬまで、何も嫌なことがない人生なんてあるでしょうか?
むしろ、そういう経験があるからこそ、自分の心を調整しながら、
社会の中でうまく生きていけるようになるんじゃないかなと思います。
とはいえ、「全部我慢しろ」って話じゃないですよ。
嫌なことがあれば、伝え方を工夫して表現すればいい。
それも結局、人とのやりとりの数をこなすことでうまくなっていく。
あまり真に受けずに「そう言う人もいるんだな~」くらいの軽い気持ちで受け流せば、少しはラクになれるかもしれませんね。
あの人がわがままに見えるのも、自分のタイミングで生きているだけ。
そして、私も誰かにそう見られているのだと思います。
人と関わるのが苦手な私たちにとって、「傷つきたくない」という気持ちはとても強い。
でも、怖がってばかりで避けていると、成長が遅れて、苦しむ時間が長くなってしまう。
だからこそ、少しだけ勇気を出して、一歩踏み出してみませんか?
私もまだ試行錯誤中です。
でも、人との関わりの中にこそ、生きやすさのヒントがあると感じています。
怖いのは、たぶんみんな一緒。
でも、考え方次第で、道はちゃんと開けていきます。
大丈夫ですよ。
この世を卒業する日はいつか必ず来るんですから──
だからこそ、後悔のないように、人と交流してみたいと、今は思っています。
気楽に、気楽にね!
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