こんにちは。
下の子も中学生になり、すっかり親離れ。
一緒に出かけたり、ゆっくり話す時間も、めっきり減ってしまいました。
子どもの手が離れると同時に、私の時間にはぽっかり穴があきました。
あれほど欲しかった「自分の時間」が、いまは山のようにある。
なのに、どう過ごしたらいいのか、わからないのです。
“子育てがひと段落すると、何をしていいかわからなくなる”――
そんな話、よく耳にしてはいたけれど、
まさか自分が、まさにその通りになるなんて。
外食やスイーツも、年のせいか以前ほど楽しめず、
旅に出れば腰が悲鳴を上げる始末(涙)。
気づけば、「娯楽」は「代償」へと姿を変えていました。
「落ち着いたらやろう」「老後の楽しみにとっておこう」――
そんなふうに思っていると、やる気ごと、どこかに消えてしまうかもしれません。
若い人には「老後の楽しみ」なんて待たずに、今から始めましょ。と言いたい。

せっかく、ぽっかり時間ができたのだから、贅沢に使わせてもらおうと
私はまず、畳の上にごろりと寝転び、空を見上げて、ただぼーっとしてみました。
最初は「これもいいな」と思うのですが、しばらくするとそわそわしてきて……
頭の中に、いろんな「老い」のイメージが次々と浮かんできます。
このまま年をとって、死んでいくのかな?
年金だけでやっていけるのかな?
……そもそも年金って、もらえるの?
両親や義両親は、あちこち痛いと言いながら薬をたくさん飲み、
定期的に注射を受けたり、病気と向き合ったりしています。
中には、がんを患っている人も。
ヒマだと、ろくなことを考えません。
「老いっていつ来るの?」くらい、明るく笑っていたいのにね。
でも、現実は――
体は確実に衰えていくし、入ってくるお金も減っていく。
新しいことを始めるのも、考え方を変えるのも、どんどん難しくなる。
「はい、明日から年金生活で月10万円です」
……そんな急な変化に、私はちゃんと対応できるのかな?
「老後に備えてお金を貯めましょう」も大事だけど、
今のうちに“暮らし方”を整えておくのも、同じくらい大切。
そう気づいて、私は少しずつ生活を見直しはじめました。
食費を見直す
●次に買い物に行くまでに食べきれる量を買う
●永久に保存できるわけじゃない。冷凍庫の物は、積極的に食べる
●調味料は必要最低限。賞味期限内に使い切れる小さいサイズで十分
以前は、家族の「あれないの?」「これが食べたい」に備えて、食費がかさんでいました。
けれど今は、こう思えます。
ご飯、味噌汁、常備菜にメイン。それで十分じゃない?
実際、毎日無理して品数を揃えなくても、家族は文句を言いませんでした。
リクエストがあれば作る、くらいの気持ちで食事を作っています。
腹八分目が、最高の健康法と聞きますしね。
洗剤を見直す
洗剤の無限増殖、そろそろ止めたい。
扉を開ければ洗剤洗剤。
洗濯用・お風呂用・窓用・トイレ用……そんなに必要でしょうか?
今できていないのに、年をとってから大量の洗剤を使い分けられるとは思えない。
キレイにするために買ったはずの洗剤にホコリが積もるという、この矛盾。もう嫌だ。
とにもかくにも使い切るために、洗剤を目に見える所に並べ、来る日も来る日もそれで掃除しました。
そんな苦行を終え、
「1本で何とかならんのか!」の叫びの果てにたどり着いたのが、善玉菌(EM)の入ったビオロマという洗剤。
マメに拭けば、強力洗剤は不要。
清潔の極意は、「毎日ちょっと」の積み重ね。
洗剤に財を費やす時代、ここに終焉を告げました。
保険を見直す
入っている保険、ちゃんと理解していますか?
勧められるがままに入っていませんか?
私は、理解していませんでした。
親が勝手に入った高額な保険に、何も考えずにお金を払っていました。
死んだら1000万円入るらしいけど、通院するような病気をしても1円も出なかった!
「えっ!?じゃあ何のための保険!?」
そんなわけで、見直しの末、民間の保険は解約しました。
今の私の“保険”はこうです:
・ゆる四毒抜き(小麦、乳製品、植物性の油、甘いもの)
・腹八分目
・ウォーキング
全部、無料。
だけど、たぶんこれがいちばん効く。
おわりに
体力も気力も、まだある「今」だからこそ、できることがある。
50代、60代と年を重ねたときに、今の生活はきっと続けられない。
だから、今から変えていく。
定期的な見直しは、将来を想像するということ。
お金がないのにお金がかかるという事態にならないように、明るい老後に向かえるように。今のうちから生活の舵を緩やかにきっておきたいですね👍
最後まで読んでくださって、ありがとうございました😊
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